先日、ブラックコーヒーが飲みたくなった僕はコンビニに立ち寄った。
店内に入った瞬間
HEYらっしゃい!!!
まるで回らない寿司屋にでも入ったかのような威勢のいい挨拶を受ける。
悪くない。
粋な接客が僕の購買意欲を掻き立てた。
「ブラックコーヒー片手にチョコでもつまむかな。」
ヨーロッパ映画のワンシーンにありそうなオシャレフレーズを自然と呟いた僕は、頬を赤らめてチョコ菓子コーナーに向かった。
店内のチョコ菓子をチェックしてすぐさま異変に気付く。
あれ?
たけのこの里は置いてあるのに、きのこの山が置いてないな、、、?
つーか、
きのこの山を置くスペースすら用意されてねぇじゃん!
普段からきのこ穏健派を自負してる僕もさすがにこれは許せません‼
理由は至って明白です。
なぜなら、
きのこの山たけのこの里国民総選挙2018が開催されてるからですよ!!
一方の商品しか置いてない時点で消費者の選択権を奪っている。
しかもたけのこの里が優位になるように仕向けている。
仮にここのコンビニでしかお菓子を買わない人がいたとしたら、きのこの山の存在すら知らない可能性もでてくるわけですよ!
これは明らかにフェアじゃない!
どう考えても、味では絶対にきのこの山には勝てないと悟った
たけのこ厨の陰謀!!
元々おかしいと思ってたんですよ。
明らかにきのこの山の方が美味しいのに投票結果はいつも敗退。
どうせ、たけのこ厨がどっかのアイドルの総選挙と同じように一人で何票も入れてるんだろうな~
などと、冷めた目でみていた僕。
改めて、
たけのこ厨がいかに無粋かを再確認しました!
この感じでいくと発注者は間違いなくたけのこ厨過激派でしょうね。
だったらこっちも、きのこ厨過激派の木野山先輩呼びますけどっ!!
おっと危ない、、
過去の伝説を思い出し、一瞬臨戦態勢に入ってしまった僕!
きのこ厨穏健派としてあるまじき行為をとるところでした。
でも
よくよく考えたら、最初は両方仕入れてて、きのこの山が真っ先に売り切れてしまった結果、このような現象が起きたとも考えられます。
むしろそう考えるのが至極真っ当でしょう。
なので結論を出すにはまだ早い!
若干のモヤモヤは残るものの、それは後日改めて確認すればいいだけのこと。
ということでブラックコーヒーだけ持ってレジに向かいました。
レジに立っていたのは、入店時に威勢の良い挨拶をしてきてくれた店員さん。
んっ!?
、、、、、竹里だと!?
こいつ、、、、
僕の中でモヤモヤした気持ちが膨れ上がりました。
とりあえずその日は帰りましたけどね。
家に着いても、モヤモヤした気持ちが拭えない僕は決めました。
明日もあのコンビニ行こう!と。
翌日、例のコンビニに入店した僕の目に飛び込んできたのは、たけのこの里を補充している竹里の姿でした。
きのこの山VSたけのこの里
フェアじゃないこの戦いは、
竹里がいる限り終わらない!