待てよテメェ!
チャリ端に寄せろ!
閑静な住宅街で怒号が飛ぶ。
えっ?
僕は取りあえず自転車を端に寄せ止まった。
こいつっすよ!大泉さん!間違いないっす!
腰巾着顔の見るからに雑魚キャラであろう男が騒ぎ出す!
えっと???
文句を言われる筋合いの無い僕は戸惑う。
すると大柄な男(大泉)が質問してきた。
「パールホワイトのママチャリ、、、速いのかい?それ。」
はっ?
何を言ってるんだ?こいつ、、、
「ふっ普通のママチャリです。」
取りあえず適当に答える僕。
意味がわからない。
更に質問は続く。
「お前この辺りでウバ活してるんだってな?
このシマが誰のシマだか分かってやってんのか?」
、、、ウバ活って何?、、島?
キョトン顔の僕に腰巾着が詰め寄る。
「てめぇ大泉さんの質問にさっさと答えろよ!
こっちはこの辺でお前がウーバーやってんの知ってんだよ!!」
あ~そういう事か。
ウバ活ってウーバーイーツの活動してるって意味か!
理解した僕は答えた。
「最近こっちの方から注文がよくくるんですよ!
おかげ様で稼がせてもらってますw」
僕の発言に、大泉の眼光が一瞬 鋭くなる。
「ふざけんじゃねぇ!
こっちはお前のせいで配達件数激減してんだぞ」
騒ぐ腰巾着に大泉がキレる。
「静かにしろ小泉!話しが進まねぇ!!」
大泉に小泉?
さっきから何なんだこいつら、、
僕は可笑しさのあまり少しニヤついた。
「何が可笑しいんだよ?」
今度は大泉が詰め寄ってくる。
僕は面倒くさそうに答えた。
「そんなこと言ったって、こっちの方から注文がくるからしょうがないでしょ。
文句があるなら配達員の僕じゃなくて、ウーバーに直接言ってくださいよ!」
正論を言う僕に大泉は激昂して胸ぐらを掴んできた。
その時、
僕の胸に付けていたバッジが落ちた。
「大泉さん!アボカドトーストって言ったら、、」
「あぁ ウーバー優良配達員、ゴールドパートナーのみが貰える限定バッジ!」
一瞬にして二人の顔色が変わる。
僕は得意げに言った。
「ゴールドパートナーの僕に、末端配達員が何か用?」
「すっすいませんでした。」
「ふん!!」
いつものように妄想している僕は思った。
最近街中で新米配達員多く見るよな、、、
よし!!
ゴールドパートナーのバッジ チラつかせてマウントとったろ!
ということでバッジ貰いに行きました。
一応実物の写真張っときます↓
このバッジは2019年4月付でゴールドパートナーになった方のみに限定で配布されるものです。
東京で配達されてる人は、大門のパートナーセンターでのみ配布されるそうですのでご注意くださいとのこと。
ちなみに僕は、上記の理由でバッジだけを貰いに大門のパートナーセンターに行ったのですが、貰った瞬間、 限定バッジってこれかよ!?って正直思いましたw
なのでバッジだけ貰いに行く事は個人的におススメしませんねw
以上